インプラントは失った歯を
取り戻す以上に、
大切な役割を果たします
他の歯に負担をかけずに
歯を取り戻す価値とは?
歯科医師
木村 明義
歯科医師
奥村 暢旦
インプラントは失った歯を
取り戻す以上に、
大切な役割を果たします
世界水準のインプラント治療
選ばれる3つの理由
当院にはインプラント治療で多くの患者様が来院されます。その理由は「世界水準の卓越した技術・診断レベル」、「安全性・確実性を追求した当院オリジナルのシステム」、「見た目(審美性)の回復」の3つにあります。それぞれ特徴をご紹介していきます。
その1
世界水準の卓越した
技術・診断レベル
近年、インプラント治療の技術を磨くための研修・セミナーは増加傾向にあり、内容も非常に充実したものになってまいりました。それに伴い、インプラントを埋入するだけなら、少し勉強した歯科医師でもインプラント治療を行うのは簡単なことです。
ただ、誤解して頂きたくないのが、あくまで「埋入するだけ」という点において成功率が高くなっただけで、その点で言えばインプラントは成功して当たり前の時代になってきているのです。
それを大前提とし、現在は「いかに審美性を追求し、スピーディーに無痛でインプラントを埋入するか」が重視される時代にシフトしてきています。埋入するだけなら簡単なインプラント治療が、これを目的にした途端、実現できる歯科医院は非常に限定されたものとなります。
当院独自のシステムを下記の4つに区分してご説明したいと思います。
技術・診断力
インプラント治療の成否を分ける
CT・シミュレーションソフトの活用
技術・診断力を高めるには、「最先端の知識・技術の習得」、「CT・シミュレーションソフトによる分析」がなによりも大切になります。
CTとは、立体的(三次元)に骨の状態や神経の位置を把握できる特殊な撮影装置です。従来のレントゲンでは見えなかった事、分からなかった事が、歯科用CTなら正確な診査と診断ができ、安全性と治療のクオリティーを高めることが可能となります。当院では、全ての症例でCT撮影を行った上で事前の診査診断を実施しております。
また、このCT装置にはシミュレーションソフトが備わっており、これを活用することで、 今までは、歯ぐきを切開してみなければ分らなかった事が、手術前にすべて把握することができます。骨の厚さや血管の位置などですね。これが事前に分ることで、手術前に様々なシミュレーションが可能になります。骨の形態に応じた最適なインプラントのサイズ選択や、血管・神経の走行に対する安全な埋入計画などです。
以前までのインプラント手術は、歯科医師の経験や勘に頼った部分が多くありました。しかし、CTやシミュレーションソフトを
上手に活用することで、「経験や勘」といったあいまいなものに頼るのではなく、寸分の狂いのない「データ」に基づいた手術が可能となり、安全性・正確性が格段に向上することになっています。
各分野の専門家によるチーム医療
高度なレベルでインプラント治療をする場合、歯科に関する様々な分野の知識・経験を駆使する必要があります。
例えば、補綴学、咬合学、歯周病学、解剖学、口腔外科学などなど。先ほどもお話ししましたが、単にインプラントを埋め込むことは簡単です。しかし、それだけでは、治療後に様々な問題が生じる恐れがあります。当院では、各分野の専門家(執刀医、麻酔専門医、インプラント歯科技工士、歯科衛生士)が集まり、それぞれの専門性を生かしたインプラント治療に取り組んでいます。
寝てる間に終了する「睡眠無痛治療」
基本的にインプラント手術では身体への負担が大きい全身麻酔ではなく、通常の治療の際に使用する局所麻酔を用います。
局所麻酔だとしても、手術中に痛みを感じることはありません。
しかし、局所麻酔なので意識がはっきりとしていますので、手術中の物音や会話が全て聞こえてしまい、緊張や不安を感じてしまうことがあります。このことが原因で、心身に大きなストレスをもたらし、場合によってはパニックになったり、呼吸・血圧・脈拍等に影響を与えることもあります。
そこで全身麻酔に近いにも関わらず身体に負担の少ない「静脈内鎮静法」という方法を当院では採用しています。この静脈内鎮静法により患者様は「うとうと」した状態になり緊張や不安を感じないまま手術を終える事が出来ます。
この方法を利用した患者様のほとんどが「気づいたら終わっていた」とお話しされます。もちろん、副作用や後遺症などありませんのでご安心ください。
当院では、静脈内鎮静麻酔を行う場合は、提携している日本歯科麻酔学会認定医の先生と共に治療を行います。
すべての症例に対応する様々な術式
骨の量が少ない人
骨の量が少ない方は、「傾斜埋入法」「ショートインプラント法」などをご提案いたします。一般的な「骨造成法」も行いますが、この手法は治療期間が長くなることもありますので、患者様とご相談させて頂きながら一番適切な手法をご提案させて頂きます。
総入れ歯の方
総入れ歯の方がインプラントをする場合、従来法であれば、歯の数だけのインプラントを埋入必要がありました。この手法ですと患者様に肉体的・精神的、そして金銭的負担が多くかかりました。そのため当院ではAll-om-4(オールオンフォー)という手法を利用することで、そのような負担を大幅に軽減しております。
費用負担の軽減
治療したその日から会話や食事可能
オペ時間が短く、術後の腫れも少ない
骨の量が少ない方でも対応可能
その2
安全性・確実性の追求
前述したことですが、研究も進んでいる現在では、インプラントを埋入するだけであればどの歯科医院でも簡単に行えるようになってまいりました。
しかし、生涯にわたりインプラントを機能させ続けるという点においては、まだまだどの医院でも対応できるものではありません。なぜなら、治療技術はもちろんのこと、定期メンテナンスの徹底、衛生管理、設備投資などが必要となるためです。
当院では、インプラント治療を安全で、確かなものにし、そして可能な限り長く持たせていくための設備を整えております。インプラント事故がクローズアップされている現代だからこそ、当院で安全なインプラント治療を受けられてみてはいかがでしょうか。
その他、インプラントを長持ちさせるためには治療後のメンテナンスが重要となります。メンテナンスの主な内容は「細菌と力のコントロール」です。
オペ室
無菌状態がインプラント治療の成否を分けます。当院ではオペ専用の完全個室診療室があります。
歯科用CT
インプラントオペの際は全ての症例でCT撮影を実施しております。
インプラントメーカー
世界のドクターから信頼されている各種メーカーを患者様の状態によって使い分けを行っています。
生体情報モニター
インプラント治療中の患者様の状態を的確に把握する生体情報モニターを導入しております。
衛生管理
当然のことですが、使用する材料・機材等はすべて滅菌消毒し、ヨーロッパ基準の滅菌器も導入しています。
保証
安心のインプラント10年保証。第三者保証機関(ガイドデント)による10年保証の認定を受けています。
「細菌」のコントロール
インプラントをダメにしてしまう主な原因は悪さをするお口の中の細菌です。
つまり、この「菌」を上手にコントロールできれば問題は起きません。
画像を見て頂きたいのですが、左の画像がメンテナンス前のお口の細菌の状態です。そして右の画像がメンテナンス後のお口の細菌の状態です。
メンテナンス後は細菌がほぼいなくなっていると思います。しかし、この状態は一時的なものであり、時間が経過するとすぐに細菌は増殖します。
つまり、悪さをする細菌が可能な限り少ない状態を保持する「コントロール」が大切になります。細菌をコントロールするためには、「ご自宅でのブラッシング」と、「歯科医院での定期メンテナンス」の両輪が必要になります。
力のコントロール
インプラントに「過剰な力」が加わることでインプラントが破損してしまう事があります。
通常の天然歯であれば、ものを噛んだ際に「これ以上噛んだらまずい」ということが感覚を通してわかるのですが、インプラントに関してはその信号が脳に送られません。
よって、自分が噛み過ぎていることがわからず、知らず知らずのうちにインプラントに過剰な負荷を与えてしまうことがあります。
こうしたインプラントへの過剰な負荷を軽減するためには、「咬み合わせ」の調整が大切になります。人間の咬み合わせは、皆様が思っている以上に変化します。年齢によるものもありますし、座っている姿勢が悪いだけでもズレしまうこともあります。
当院の定期メンテナンスでは、この咬み合わせをしっかりと確認し、ズレてしまった場合は適切な調整を施します。
その3
安全性・確実性の追求
今後のインプラントは、「安全確実に埋入して、しっかり噛めるようになる治療」ではなく、「安全確実に埋入して、しっかり噛めるようになり、天然歯と変わらない審美性を回復させる治療」でなければなりません。上記目標を達成させるために当院で行っていることをご紹介いたします。
審美性は歯だけではなく、
「歯肉」「骨」のバランスも大切
審美性というと「歯の形態・色」にのみ目がいきがちですが、口元の美しさは「歯」だけでなく「歯肉・骨の状態」も大切になります。
特にインプラントをされる方は、歯周病や長期間の入れ歯利用で、歯肉や骨が退縮していることが多いため、そちらのほうも総合的に考えながら治療を進めなければ、天然歯と見分けがつかないインプラント治療はできません。
当院ではインプラント治療と並行し、歯肉形成外科や、骨造成法を活用し、総合的な口元の美を追求しています。