まつみだい歯科診療所
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予防歯科

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マイナス1歳から
100歳を超えるまで・・・
人生のフェーズに合わせて
歯を守る確かな方法

10人10色 100人100様の
予防メンテナンスを。

「歯医者さんの予防処置やメンテナンスなんて、どこも同じようなものでしょ?」とお感じの方へ・・・ オーダーメイドの予防メンテナンスとは、 どのようなものか?体験してみませんか?

フルオーダーで仕立てたスーツは抜群のフィット感が得られます。 例えば、ドレスや靴、プロスポーツの道具に至るまで、1人1人の状況に柔軟に合わせた仕立ては、その人個人の魅力やパフォーマンスを最大限に引き出します。 それは、歯についても全く同じことが言えます。 お口のリスク状況、歯のカタチ、歯並び、歯の色、顎の骨の量や骨格の状況・・・ 一人として同じお口の状態の人はおらず、全てが個人ごとに異なります。 ですので、本当に歯を大切に守るためには、予防は本来オーダーメイドであることが必要不可欠なのです。 歯は、24時間、1年365日、常に私たちのカラダの中で様々な機能を果たし続けています。 歯を白く美しく、いつまでも健康に守ることは、人生の生活の質(QOL)を高める上で必要不可欠な課題です。 当院では、個々の患者さんごとに詳細な検査による分析を行い、その人の人生を輝かせるオーダーメイドの予防歯科医療をご提供致します。

早期発見、早期治療で
最小限の処置に

“根拠をもって歯を守る方法”を
ご存じですか?

生まれてから死ぬまで、最後まで自分の歯で一生を過ごせる人はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
統計によると、日本人の75歳以上での残存歯数(自分の永久歯が残っている本数)は、15.7本とされています。通常、大人の歯は上下で28本、親知らずを含めると最大32本であることを考えると、非常に残念な結果であるともいえます。

当院では、生まれて両親から受け継いだ大切なカラダでもある永久歯について、「今まだ健康である歯の全てを一生涯健康なままで残す」という目標のもと、それを実現するための歯科医療体制を構築しております。
その体制こそが、Medical Treatment Model(MTM)と私たちが呼んでいるデータ管理型の予防歯科医療法です。

歯を失うのには、必ず「根本的な確かな原因」が潜んでいます。ある日突然、偶然に悪くなるのではありません。 ですが、多くの方は残念ながらこの「原因」を除去することなく、困った時(痛い時、生活に支障が出た時)にだけ、“対処療法(原因を取り除くことなく、目の前の苦痛だけを一時的に抑えること)”をしに歯科医院に来院し、困りごとがおさまったらまた歯のこと、お口のことは二の次の生活に戻ってしまいます。 このライフサイクルが、上記のような歯を失いつづける負のサイクルを生み出しているのです。 上記の円グラフにある通り、歯を失う原因は大きく分けて、

むし歯
歯周病
破折
(力や嚙み合わせの不正)

の3つに絞られます。逆に考えると・・・・

むし歯ができた
大元の原因
歯周病が進行した
大元の原因
歯が割れた
大元の原因

をそれぞれ明確にでき、その「大元の原因」をしっかりと取り除くことができれば、 一生歯を失くことなく、美しい口元で大きな口を開けて、手で覆い隠すことなく人前で笑うことができ、好きなものをなんでも食べ続けることができ、若々しい顔で、素晴らしい生活を謳歌することができる。
MTMでは、まず「むし歯」「歯周病」「破折(力や噛み合わせの不正)」のそれぞれに対して詳細な根本的な原因を明らかにするために、リスク毎の特別な検査からお口の分析をはじめます。 科学的根拠データに基づいて詳細なリスクをあぶりだし、そのリスクを解消し、定期的な管理でリスクの上昇を抑制する。 この流れこそがMTM(メディカルトリートメントモデル)であり、私たちが考える、 「一生涯、自分の天然歯を守り続ける唯一の方法」です。

「むし歯」の根本的原因を知る方法

むし歯の根本原因は、
「悪玉細菌の量(SM・LB)」「唾液の量とチカラ(緩衝能)」「歯の酸に対する耐性(フッ化物)」「生活習慣(食事・ハミガキ(PCR))」「過去のむし歯の経験数」
というそれぞれのリスクがどれくらい高いものかで判定できます。 これらのリスクを数値化して表現し、どのリスクをどれくらい下げればむし歯にならないお口の環境が出来上がるかを知ることができる検査方法があります。 それが、「サリバテスト(唾液検査)」と呼ばれる唾液を分析する特殊な検査法です。

※オーラルケア社より提供

「歯周病」の根本的原因を知る方法

歯周病の根本原因は「お口の中に潜む歯周病原菌群」です。 歯周病には、実は原因となる細菌に沢山の種類が存在し、グループ分けがなされています。
中でも、「RED COMPLEX(レッド・コンプレックス)」と呼ばれるグループに属する歯周病菌は、歯周病を重度化させる最もリスクの高い原因菌であることが知られています。
当院では、これらの細菌の存在や量、活動状況を調べるために位相差顕微鏡検査という精密な検査と、歯周病の進行状況を知るための検査を行い、データ化して管理しています。

「破折(力・噛み合わせの不正)」
の根本的原因を知る方法

“噛み合わせ”という言葉は聞かれたことがある方も多いかと思いますが、実際にかみ合わせが良い・悪い、というのがどのような状態を指すのか、患者さんにはなかなかご理解頂くのが難しいかもしれません。 ですが、自分の細い髪の毛が1本お口の中に入った場合に、違和感をしっかり感じることができるのは全ての方が理解できるのではないでしょうか?
実は歯というのは非常に繊細で、髪の毛一本分の高さが変わっただけで、

お口全体の
歯の並び方
顎の関節の
位置関係
お顔全体の
骨格のバランス

が変わり、「脳神経への信号の伝達状況」も変化する非常にセンシティブな臓器なのです。歯は1本1本が無関係に存在しているのではなく、それぞれの歯が互いに影響し合いながらお互いが安定できる位置に落ち着いています。したがって・・・

○たかが1本の歯の高さが治療の結果変わっただけで、肩こりがひどくなった
○歯が1本ない状態を放置しただけで、反対側の歯が突き出て長くなってきた、隣の歯が傾いてきた!
○入れ歯で右側の歯が噛みにくくて左ばかりで噛んでいたら顔のカタチが変わってきた!

など、様々な影響がでてくるのが実情です。当院では、この嚙み合わせが正常な位置関係にあるのかを、精密な咬合診断模型を用いて分析し、1人1人違う口腔状況に対し、ベストな噛み合わせの状態を導き出す「咬合精密診断」を行っています。

プロアーチ
プロアーチ フェイスボウ

本気で一生涯自分の歯を守り、
健康に過ごしたい方のための予防医療

今回の治療を「LAST TREATMENT(最後の治療)」に。
その後は、歯を削ることなく、各リスク上昇を抑えるための定期的な予防管理で歯科医院を活用する生活習慣へ。 当院が考える、患者さんと歯科医院の理想のお付き合いの関係はこのようなつながりです。 出会った患者さんの歯をすり減らすのは、初回の出会いの時で最後にしたい。
一度、理想的な口腔環境を治療により実現して頂いた後は、患者さんと当院が共に協力しあい、「歯を守る」という共通目標のもとで二人三脚で、豊かな生活を共に喜び合うような場所にしたいというのが、私たちの願いです。

STEP1
まずはお口の中のリスクを精密な検査により徹底的に洗い出す
STEP2
理想的な口腔環境の構築に向けて、必要となる治療計画を立案する
STEP3
理想的な口腔環境について、患者さんご自身に十分にご理解頂く
STEP4
理想的な口腔環境の実現に向けて、共通のゴールに向かって治療を行う
STEP5
定期的な検査(歯科ドック)とメンテナンスによって、理想的な口腔環境を科学的な根拠あるデータをもとに、共に維持管理し続ける

M.T.M.(メディカルトリートメントモデル)で歯を一生涯守る

MTMって?

あなただけの あなたに合った
歯の予防方法!
メディカルトリートメント モデル

精密検査で
原因の可視化
予防・治療で
原因から改善
定期管理で
健康を維持

科学的根拠に基づいた「メディカルトリートメントモデル治療法」とは、従来までのアプローチ = 非科学的なアプローチに対して、当院で実施しているアプローチ = 科学的根拠に基づいたアプローチです。 当院にはむし歯・歯周病にさせないプログラム (MTM)があります。むし歯や歯周病はすべての歯のトラブルの元です。この世からむし歯をなくす、歯周病を進行させない。それが私たちの使命です。

これまでの歯科治療は「非科学的」なものでした。なぜならば、どの患者様にも画一的な対応をしていたためです。 具体的には、悪くなった部分を画一的に治療し、治療が終了すれば、画一的な処置をする(定期的なメンテナンス)。これでは良くなるものも良くなりません。
お口の中は千差万別で、人によっては「むし歯になり易い人」「なりにくい人」、「歯周病になり易い人」「なりにくい人」が存在します。 従来までの治療法では、このような違いに着目していませんでしたが、当院が実施している治療は、この「違い」を科学的に解明し、その違いに合ったオリジナルの治療プログラム(MTM:メディカルトリートメントモデル)を組んでいきます。 このように記載すると、「当り前の事」のように思えますが、そうではないのです。
例えば、インフルエンザは、その年、その年で流行するウィルスが異なりますので、流行するウィルスに合わせた予防接種が必要となります。
しかし、これを従来までの歯科治療に当てはめると、常に1種類の予防接種で対応してきたと同じことになります。これではだめですよね。
たとえよくなったとしてもそれは「偶然」であり、「必然」ではありません。歯科治療で「必然」を意図的に導き出すのが、この科学的根拠に基いたMTM(メディカルトリートメントモデル)なのです。

MTMモデルによる治療の流れ

何事もそうですが、まずは「敵」を知ることからすべてが始まります。
先ほどもお話した通り、お口の中は千差万別ですので、それぞれの人がかかりやすい疾患や、 その原因を正確に診査診断し、その方に合った治療方針で進めなければ良くなるものも良くなりません。 例えば「年齢」「お口の細菌の種類・数」「唾液や歯の性質」などですね。それを科学的に把握した上で、適切な処置を行っていきます。 このステップを踏まない治療は、「勘」による治療と同じです。科学的根拠に基いた治療をしなければなりません。
※緊急性の高い(痛み等)ケースは応急処置を初めに行います。

成人の方の治療の流れ

STEP1 口腔内検査
むし歯や被せ物の状態、噛み合わせ等総合的に検査します。

STEP2 口腔内写真撮影
現状がどうなっているのか写真に残します。
STEP3 レントゲン撮影
肉眼では確認できない歯の内部の状態を確認します。
STEP4 生活習慣の問診
どんなものを好んで食べているのか、歯磨きなどのタイミングなどを確認します。
STEP5 歯周病検査
歯周ポケットの深さを調べて歯周病の進行度を検査します。
STEP6 唾液検査
唾液の成分を調べることでむし歯のなりやすさを検査します。

唾液検査とは

「唾液検査」をすることで、患者様オリジナルのプログラムを構築します。歯の状況や、むし歯に強い口内環境かを調べることができます。 検査後は、治療を進め、再評価を繰り返していきます。歯周病がかなり進行してしまっている場合は、位相差顕微鏡を利用した歯周内科治療、 歯周病専用の唾液検査などを実施し、より深く・詳細なデータを取得することもあります。

お口の中のミュータンス菌・ラクトバチルス菌の量

これらはむし歯の原因となる菌です。ミュータンス菌はむし歯を作る、ラクトバチルス菌はむし歯を進行させる性質を持っています。

唾液緩衝能

お口の中が酸性になった時に歯が溶け始めます。その状態から中性に戻す力のことを唾液緩衝能といいます。 食事をとることでお口の中は必ず酸性に傾きます。これを中性に戻す力が唾液にはあります。 この力が強ければ強い程、むし歯になりにくくなります。

プラークの付着量

むし歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石の事をプラークと呼びます。

むし歯リスク

その他様々な情報を分析することで、あなたのむし歯のなりやすさを判定できます。唾液にはあなたが驚くくらい 様々な効用があります。唾液の検査を行うことで、口腔内細菌の検出だけでなく、患者さん固有の情報が得られることにより、 むし歯リスクの程度を知ることができます。その結果からあなたオリジナルの予防プログラムの作成、予防処置効果の検証など、あなたの歯を 守るための一歩進んだ歯科治療が可能となります。当院では世界的に評価の高い「カリオグラム」を利用して唾液検査を実施しています。